4つの「新厄年」

2014-07-24

4つの「新厄年」
4つの「新厄年」江戸時代から明治の初期まで、日本人の平均寿命は30歳代にとどまっていました。
その後、1900年に44歳、1947年に52歳、1951年に63歳、1971年に73歳と、およそ1世紀の間に驚異的なスピードで平均寿命を 延ばしてきました。
そしてついに2013年の日本人の平均寿命は、女性86.61歳、男性80.21歳で、過去最高を更新しました。
「人生90年」時代に突入しようとしているなかで、いまの自分の年齢ではどのような問題が生じるのか、そこを認識しながら、生活習慣を見直し、未 来を見据えた健康管理を行うのにとても参考になる本が、「63歳で健康な人は、なぜ100歳まで元気なのか」という本です。
2014年7月22日に出版されたこの本の著者は、国立健康・栄養研究所で臨床栄養部長などを務めたことのある板倉弘重さんです。

板倉さんらは、75万人以上という非常に多くのレセプトデータから、糖尿病、脳血管疾患、虚血性心疾患、ガンなどの7つの疾患に関して、抽出した 科学的な分析結果に基づいて「本当に危ない年齢」を弾き出しました。
その結果、現代日本人にとって 「本当に危ない年齢」 = 「新厄年」 が男女それぞれ4つ、明らかになったそうです。
男性の新厄年は24歳、37歳、50歳、63歳。女性の新厄年は25歳、39歳、52歳、63歳です。

本の中で 「新厄年」 を乗り切る8つの習慣が紹介されています。
 1.抗酸化食品をバランスよく摂る
 2.糖化を防ぐ
 3.石灰化を防ぐ
 4.骨・関節成分を補う
 5.体重を5%減らす/増やす
 6.体を酸化から守る軽いエクササイズを行う
 7.趣味を楽しむ
 8.健康リスクを把握する
の8つです。私たちは、年齢とともに生理的な老化が進行します。そして年齢とともに体質も変化します。体質と生活習慣のミスマッチが病気を呼びこ むので、本書で紹介された8つの厄除け習慣を参考に、年齢に応じたマイナーチェンジを試して下さい。

配信 Willmake143

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