しが歯科医院の健康の入り口

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長寿のカギは「清潔な口」と「のみ込む力」

2014-02-07

長寿のカギは「清潔な口」と「のみ込む力」
長寿のカギは「清潔な口」と「のみ込む力」週刊朝日2014年2月7日号は、「口腔ケア」を特集していました。日本人の死亡原因の第3位は肺炎です。そして高齢者の肺炎の8割以上は「誤 嚥性肺炎」といわれるものです。

口の中の細菌と一緒にのみ込むので、口の中の細菌の数が多いほど誤嚥する細菌の数も増え、肺炎を起こすリスクは高くなります。
しかし、口腔ケアで細菌数を減らすことで、「感染による発熱や肺炎を予防できることが、研究によって実証されていると書かれていました。
また口腔ケアの成果でしっかり噛んで食べられるようになれば、認知機能が向上することもわかっています。

しかし「しっかり噛むことができても、のみ込めなければ食べるとはいえません」ので、50代以降は嚥下の訓練も含めた広い意味での口腔ケアが必要 ですとも書かれていました。
全身麻酔の手術で気管内にチューブを挿入するときに、口の中の細菌が一緒に気管内に運ばれることで、手術後に肺炎を引き起こす可能性があります。
そこで「治療前に歯や歯肉の病気を治し、口腔ケアで状態をよくしておくことは、治療を成功させるうえできわめて重要な役割を果たす」という考えに もとづきに県立静岡がんセンターでは設立当初の2002年から、口腔ケアを組み入れたがん治療を実施しているということも特集の中で紹介されてい ました。

配信 Willmake143

食道がん どう防ぐ

2014-02-02

食道がん どう防ぐ
食道がん どう防ぐタレントのやしきたかじんさんや女優の淡路恵子さんが食道がんで亡くなったため、サンデー毎日の2014年2月2日号は、「食道がん どう防ぐ」を緊急特集していました。

食道がんにかかる人は年間約2万人(男性が約1万7000人で女性が約3000人)。男女とも50〜60歳代が患者数のピークになっていて、 2012年の統計では1年間に男性9724人、女性1868人が亡くなっています。患者数からすると亡くなる率が高いと書かれていました。
食道がんは早期発見が難しく、初期は症状がまったくなく、少し進むとのどがひりひりする感じが出てくるが、それもしばらくすると治まってしまう。 食べ物が飲み込みにくくなったり、「変だな」と気づいた時にはかなり進行しているそうです。

「早期だと内視鏡で病巣を取れるのですが、早期でもがん病巣が大きかったり、リンパ節への転移があれば手術になります。それがなかなか大変なので す」と大阪市立大学病院消化器内科の荒川哲男教授は語っています。
手術が大変なのは、食道は厚さが4ミリ程度しかなく、近くに気管などの臓器や組織が隣接していて、がん細胞が早くからリンパ節や組織や臓器に転移 しやすいからだそうです。

数多くの疫学調査によって、食道がんのリスクファクターは飲酒と喫煙であることが明らかになっています。酒をたしなみ、たばこを吸う人は50歳に なったら1年か2年に1度、検査を受けることを特集の中で勧めていました。

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口内炎の治りの目安は2週間

2014-01-31

口内炎の治りの目安は2週間
口内炎の治りの目安は2週間口内炎についての記事が2014年1月31日の日経新聞に載っていました。
口内炎とは口の中の粘膜が炎症を起こした状態の総称です。口の中をかんでしまったり、歯並びや歯のとがった部分で同じ場所を傷つけたりして、口内 炎はおきます。

また精神的なストレスや睡眠不足も影響して、おこると言われています。口内炎の大半は2週間ほどで治り、一過性の症状では気にしなくていいが、原 因不明のまま繰り返す再発性アフタと呼ばれる口内炎と見た目や症状が似ているものの中に、命に関わる恐ろしい病気が隠れているときがあると記事に は書かれていました。

注意が必要なのは、粘膜の表面にできた口腔がんで、口内炎に似た症状が長引いて2週間以上治らない場合や1?以上の大きなものだと病院で組織を調 べてもらった方が安心です。
また免疫がうまく働かない病気にかかると、いつもは悪さをしない菌やウィルスなどが口内炎の原因になり、体の異変が口内炎となって現れることもあ るそうです。
口内炎の治りが悪い場合は2週間を一つの目安にして、徐々に大きくなったり出血したりしたら、病院にかかる。そして1週間後の経過を医師に診ても らうことをすすめていました。

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舌は内臓の鏡

2014-01-12

舌は内臓の鏡
舌は内臓の鏡体調の変化が真っ先に現われやすいのが口の中。東洋医学では「舌は内臓の鏡」とも呼ばれ、舌の色や形などを観察して健康状態を知る診断法が重視 されています。
深刻な状態になるのを避けるためにも口の中をチェックする習慣を身につけようという記事が、2014年1月12日の日経新聞に載っていました。

舌を見る「舌診」は、舌の色や形、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌表面の白っぽい付着物の状態などから体の異常を見分ける診断方法です。
舌診はレントゲンやCTなどを用いた画像診断と異なり、どの臓器にどんな異常があるのかを正確に見分けるのは難しい。しかし中国の中医師の資格を もつ幸井俊高さんは内臓や血管のちょっとした異変から、病気になる一歩手前の「未病」を発見できると言っています。

健康なら特に問題とならない口の常在細菌も、病気などで体調のバランスが崩れると突然、悪影響があるそうです。
口は骨や歯、粘膜、筋肉、神経、唾液腺などいろいろな組織や器官の集合体で、多様な原因で異常が起きるので自分の口の中にもっと関心を持つことが 大切だと記事は結ばれていました。

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高齢者の筋肉の衰えにロイシンが有効

2014-01-04

高齢者の筋肉の衰えにロイシンが有効
高齢者の筋肉の衰えにロイシンが有効年をとるとともに、筋肉の質と量が低下すると、骨や関節や筋肉などの「運動器」の働きが衰えてきて、くらしの中の自立度が低下します。
また高齢になると豆腐などの植物性たんぱく質はとっても、牛や豚などの動物性たんぱく質をとる機会が減るので筋肉の合成が足りなくなってしまいま す。
そこで最近は、筋肉を効果的に維持し増強できる必須アミノ酸の一つであるロイシンが注目されるようになっていると2014年1月4日の朝日新聞が 伝えていました。

国立長寿医療研究センター所長の鈴木隆雄さんらが、筋肉の衰えが目立つ高齢者の比較試験を行ったところ、運動トレーニングとアミノ酸摂取で筋量や 運動機能が改善されたそうです。
この結果を受け、日本老年医学会は運動とともにアミノ酸の摂取を推奨しています。

「どうしても運動ができない人は、ロイシンなど必須アミノ酸を含んだ製品をとるだけでも良い」と鈴木所長は記事の中で語っていました。

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インプラントを長くもたせるために

2013-12-31

インプラントを長くもたせるために
インプラントを長くもたせるために週刊朝日は “知って得する!新名医の最新治療” を連載していますが、2013年12月6日号ではインプラントをとり上げていました。

インプラント治療を受けることで、噛む機能を回復することができる。歯を失った人にとって、この喜びはとても大きい。そのインプラントを長くもた せるためには、歯科医院での定期検査とかみ合せのチェック、メンテナンスのほか、患者自身による毎日のプラークコントロールが欠かせない。
インプラント治療は、「定期的な歯科医院への通院」と「毎日のセルフケア」の両軸が前提になっていると書かれていました。

ところが、高齢になるとこの前提が崩れてしまうことがあると日本大学歯学部歯科病院の萩原芳幸さんが言っています。
高齢になると、認知症や脳卒中で介護が必要になることもあるし、がんなどの大病を患えば、長期の入院も必要になったりして、適切にインプラント治 療が行なわれていても、歯科医院への通院や口腔ケアができなくなったりするからです。
こうした高齢になってからのリスクにどう対応するかを考えておく必要があります。記事の中の、インプラントの「長く安全な使用は、患者と歯科医師 の二人三脚が鍵」だという言葉はとても大事な言葉です。

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口の訓練で、むせを防ぐ

2013-12-31

口の訓練で、むせを防ぐ
口の訓練で、むせを防ぐ「ぱぱぱぱぱ・・・・」って5秒で何回言えますか?同じように「た」と「か」をそれぞれ決まった時間内に何回、発音できるかで口の機能をみる 「オーラルディアドコキネシス」という手法が注目されつつあると2013年12月14日の朝日新聞が伝えています。

「オーラル」は口、「ディアドコキネシス」はくり返し運動の意味があります。
「ぱ」は唇、「た」は舌の前の方、「か」は舌の後ろの方をうまく動かすことで発音していますが、それは唇を閉じて食べものを口の中に収め、舌での どの後ろの方へと運んでいく機能とかかわっているそうです。

九州保健福祉大教授の原修一さんや国立保健医療科学院の三浦宏子さんたちによれば、「ぱ」と「た」は5秒間に25回、「か」は24回、3つの音を つなげる「ぱたか」は8回言えれば、大丈夫で、これらを下回るようなら嚥下機能を鍛える体操を試みた方がいいと書かれていました。
嚥下機能を鍛えるには、舌を少し口より前に出した状態で唇を閉じ、つばを飲み込むベロ出しゴックン体操などがあります。食事中にむせるといった症 状が重くなる前に、自分の飲み込む力を知ることができるので「ぱぱぱぱ・・・・」のオーラルディアドコキネシスを試してみて下さい。

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元気で長生きするための食生活

2013-12-30

元気で長生きするための食生活
元気で長生きするための食生活油っぽいものや肉は避け、野菜や魚中心の食生活を送っている高齢者は少なくない。こうした食事が続くと、低栄養に陥る可能性があり、低栄養と思 われる人の死亡危険度は、そうでない人に比べ1.5倍以上高いという記事が2013年12月30日の毎日新聞に載っていました。
脳卒中や心臓病などの心血管病の死亡リスクが高まるだけでなく、転倒骨折事故や免疫力低下による肺炎、認知症のリスクも同時に高まることが確認さ れているそうです。

1.3食食べない日が週2〜3日以上ある
2.肉は体に良くないのでもっぱら魚を食べる
3.牛乳や乳製品を取るのは2日に1回以下
4.野菜は生で食べることが多い
5.主食は食べず、おかずだけで済ませることが多い
6.年をとったら、あまり食べなくてもいいと思っている

−などに該当する人は要注意だと書かれていました。高齢者の栄養と寿命の関係を研究している東京都健康長寿医療センター研究所の新開省二さんは、 低栄養の高齢者は3割近くいると推測していて「現在の栄養指導は、取りすぎのリスクを問題にしすぎており、下限値の基準がほとんどない。
高齢期を元気に過ごすための栄養指導に切り替える必要がある」と指摘していました。

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顎関節症

2013-12-20

顎関節症
顎関節症顎(あご)の関節がうまく動かせなかったり、食べものをかむときに痛んだりしたときは、顎関節症の恐れがある。
「カク」と音がなる程度の軽い症状を含めると、日本人の半数近くが発症するといわれているという記事が2013年12月20日の日経新聞に載って いました。顎関節症の代表的な症状は

1.口を開けようとすると顎が痛む
2.口を開けづらい
3.顎の関節から音が鳴る の3つです。

かつては、かみ合わせの悪さが最大の原因とされたが最近は、顎に負担がかかる日常生活での動作や精神的なストレスの積み重ねが原因となる人が多い そうです。
特に現代社会ではパソコンや携帯電話を使うときの前傾姿勢で顎関節や筋肉に負担がかかりやすい。また、生活が大きく変化する時期は、歯を食いしば る癖が出やすく、顎への負担が増すと書かれていました。

日本歯科大学病院の原節宏・顎関節症診療センター長は自宅で簡単にできるマッサージを紹介しています。
指に力を入れて、首の後ろからゆっくりと前に移動する。こめかみを指で押して小さな円を描く。指に力を入れて、ほほやあごの関節部に小さな円を描 くというのが、顎関節症の症状を改善するマッサージです。

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自律神経の乱れにご用心

2013-12-01

自律神経の乱れにご用心
自律神経の乱れにご用心自律神経は呼吸や心臓の動き、血液の流れ、食べ物の消化、体温などを制御しています。
自律神経のうち、活動しているときや興奮・緊張するときに強く働くのが「交感神経」、リラックスしている時や眠っている時に強く働くのが「副交感 神経」です。
両者はシーソーのようにバランスを取りながら健康を保っていて、交感神経は午前中に、副交感神経は夕方から夜にかけてそれぞれ活性化するという記 事が2013年12月1日の日経新聞に載っていました。

自律神経のバランスが悪くなると病原体などから身を守る免疫システムにも影響し、交感神経が優位な状態が続くと体内でつくられるリンパ球が減り、 風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるそうです。

順天堂大学の小林弘幸教授は「自律神経のバランスを整えると、病気になるリスクを減らせる」と訴えています。
よいバランスを保つためには、十分な睡眠、規則正しい食事、適切な運動、深呼吸、笑いなどを心がけるようにと記事には書かれていました。

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